JLPT Vocabulary and Grammar Reading Comprehension Test N1 December 2010 (言語知識-読解)
問題1: ___の⾔葉の読み⽅として最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
友⼈にピアノの伴奏を頼まれた。
名探偵の推理で事件は無地事に解決した。
先⽇の会議では、極めて重要な問題が話し合われた。
もう少しアイディアを練ってからお話しします。
靴のひもを締めた。
話しが本筋からそれてしまった。
問題2: ( )に⼊れるのに最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
森林伐採が環境に( )影響は⼤きい。
吉⽥さんは弁護⼠として20年もの( )をたのん積んできた。
この⼩説の主⼈公は、歴史( )の⼈物をモデルにしている。
交渉が( )進み、無事に契約することができた。
次の⼤会に向けて、チームの( )を強めよう。
その企業は巨⼤な資本を( )に、海外の市場に進出した。
問題3: ___の⾔葉に意味が最も近いものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
今回の研修会は、出席者がまばらだった。
昨⽇は⼀⽇中どんよりした天気だった。
⽗は毎朝、丹念に新聞に⽬を通す。
最近、仕事がはかどっている。
検討の結果、この計画は⾒合わせることになりました。
激しい⾬のため、やむをえず試合は延期することになった。
問題4: 次の⾔葉の使い⽅として最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
調達
細⼼
意地
めきめき
⽬先
⾒落とす
問題5: 次の⽂の( )に⼊れるのに最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
「このたびは、私どもの商品発送ミスにより、お客様に⼤変ご迷惑をかけましたことを深く( )。申し訳ございませ
んでした。」
⼭川鉄道は、3⽉で開業90周年を迎えるの( )最新型⾞両を導⼊し、15⽇から運営運転を開始する。
いかなる理論でも、データによって実証されなければ多くの⼈に( )しない。
(テレビのコマーシャルで)
「こちらは添加物を( )使⽤していない、ヘルシーな⾷⽤油です。」
今回のプロジェクトを任され、その責任の重さに⾝が引き締まる( )です。」
上司「君、困る( )!資料にミスがあったぞ。君のせいで⼤恥をかいたよ。」
部下「すみません。うっかりしておりまして。」
地球温暖化抑制への貢献が、ここ10年あまりの間に、優良企業の条件⼀つ( )ようだ。
⼦ども「お⺟さん、来週の⽇曜⽇、さくら⼭に⾏ってもいい?」
⺟親「だめよ。今の季節、あの⼭にはハチがたくさん出るのよ。万が⼀、( )⼤変でしょ。」。
⾃慢する( )が、私は⼊社以来10年、⼀度も遅刻をしたことがない。
「いくら注意しても、後輩が同じ失敗を繰り返します。私は注意し続けるべきでしょうか。それとも本⼈が気づくまで、
もう何も⾔う( )。 」
問題6: 次の⽂の ★ に⼊る最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
⼭⽥監督は私の恩⼈ですと今の ★ ことです。
いったん仕事を引き受けた ★ 最後までやり通すに違いない。
ちょっと考えれば、さっきの話が冗談 ★ 単純な彼は簡単に信じてしまった。
かつて映画スターであった⼭⽥⽒が初挑戦で知事選に勝利したのは、能⼒という ★ 、⼤きい。
この植物はとても強いので、 ★ ちゃんと育ちますよ。
問題7: 次の⽂章を読んで、⽂章全体の内容を考えて、(1)から(5 )の中に⼊る最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
いまはコミュニケーション能力が過剰に求められる時代である。職場でも学校でも、あるいはもっとプライベートな空間でもいい。あらゆる人間関係において、自分の価値を認めてもらうためには高度なコミュニケーション龍力が必要とされる。書店に行けばコミュニケーション能力を高めるための自己啓発本があり余るほどでているし、わざわざそのための学校に[41] 。
確かに、いまの産業のあり方をみると、コミュニケーションが富を生み出す経済活動の中心にきていることがわかる。製造業は人件費の安い海外に工場をどんどん移転させ、国内に残っているのは、マネジメントや企画、研究開発、マーケティングといった本社機能的な仕事ばかり。そこでは、組織をまとめあげる、アイディアをだす、交渉する、プレゼンをする、ディスカッションをするといった、高いコミュニケーション熊力が必要とされる活動がどうしても物を言う。社会のあり方が、工場中心からコミュニケーション中心へと大きく転換しているのである。
しかし、コミュニケーション能力が、人々の価値を決める独占的な尺度になることは、[42] 。事実、コミュニケーションべたで自己アピールにそれほど長けていなくても、能力のある人はいっぱいいる。私も大学でゼミを指導していると、ゼミの議論では目立っていてもリポートの出来はそれほどでもない学生や、逆にゼミではおとなしくても素晴らしいリポートを書いてくる学生に頻繁にであう。コミュニケーションの巧みさと本人の能力は必ずしも一致しない。
もちろんコミュニケーション能力も人間の能力の一つではある。だから、それが評価基準の一つになることは当然あっていい。[43] 、コミュニケーション能力をめぐる過当な競争は、人間関係にひずみをももたらすだろう。
引きこもりは、社会のなかで要求されるコミュニケーション能力があまりに高いため、一度他者とのコミュニケーションにつまずくと、なかなか新たなコミュニケーションに踏み出せなくなってしまうことから生まれる。引きこもりまでいかなくても、周りとのコミュニケーションのなかで自分がまともに相手にされなければ、誰だって心を閉ざしてしまい、内にこもりがちになるだろう。コミュニケーション能力をめぐる競争が激しい社会は、[44] 人にとても冷淡だ。
また、いじめは子供たちのコミュニケーション能力の欠如から起きているのではなく、逆に、みんなが空気を読みすぎることで生じるストレスのはけ口を特定の人間に向けることで起きている。こうしたストレスや重圧は、子供に限った問題ではない。空気を壊してはならないとう圧力は、人々とコミュニケーション能力をさらに要求するだろう。しかしそれが進めば、社会のなかで同調圧力が強まり、社会そのものが萎縮[45] 。
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
問題8: 次の⽂章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
他の人の成功事例をマネすることが、必ずしも自分の成功を約束するものではなくなったのがいまの時代です。昨日までの成功は、今日の成功を意味しません。そのような時代に大切なのは、やはり創造力です。そして創造力とは新しいものをつくりだす力を意味している以上、失敗を避けて培えるものではありません。
創造力を身につける上でまず第一に必要なのは、決められた課題に解を出すことではなく、自分で課題を設定する能力です。
筆者によると、いまの時代に創造⼒を養うには何が必要か。
2010年11月10日
エービーシー株式会社
海外営業部長 田中春子 様
アサクラ株式会社
国際課長 西田良雄
拝啓
貴社はますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
先日お知らせいたしました通り、弊社は、事業拡大のため、来月1月に本社を現在の朝日ビル(北森区)から山中ビル(西川区)に移転いたします。それに先立ちまして、これまで東川区にございました国際課も、12月3日に山中ビル5階に移転することになりました。つきましては、以下の通り新住所および連絡先をお知らせいたします。
今後とも、なお一層のご愛顧のほどお願い申し上げます。
敬具
記
新住所:141-0023 東京都西川区大町1-5-10 山中ビ5階
新電話番号:03-7434-5656
新FAX番号:03-7434-5657
以上
この⽂章で最も伝えたいことは何か
価値観や科学的常識は、誰にとってもいつの世でも、変わらぬものだと感じがちです。しかしそれは雲の形のように、ー見、静止しているように見えて、じつはゆっくりと変化しています。あまりにもゆっくり変化するため、多くの人が、曇は静止画のように変化しないものだと信じているのです。
誰もが、たまたま自分の成長期に見ていた雲こそが「正しい雲の形」だと思い込みます。こうしてそれぞれの世代の人の脳裏にある雲の姿は、お互いに少しずつズレてきて、すれ違いが起こるのです。
潷者は、すれ違いが起こる原因をどのように説明しているか。データが示す姿は光の部分もあれば影の部分もある。そのどちらか一方だけを強調することは、分かりやすさという面はあるものの、いたずらに対立軸を先鋭化させたり、無用の混乱を生じさせる危険性がある。
これらをいちいち意識しているのは大変であるが、少なくともデータをやみくもに信じてしまう態度だけはとるべきでない。データの罠を見分ける力、すなわちデータリテラシーは、多くの人にとって必要なものではあるが、本来は、公平で客観的報道に努めるべきメディアに携わる人間が、しっかりと備えていなければならない必須の条件である。
筆者によると、報道に携わる⼈間が備えておくべき必須条件とは何か。問題9: 次の⽂章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
すでに地図の空白がなくなった現在、地理的な冒険や探検といった行為は、時間が経つにつれてどんどん、不可能になってきている。ジャーナリストの本多勝一氏は、冒険の条件として更「命の危険性」と「行為の主体性」の二つをあげているが、近代の冒険は、その後置が重要なのだ。それはつまり自己表現の問題とも密接に関わっていく。ここでいう表現とは、地図上に誰もたどったことがない軌跡を描くという意味である。これまでの人類の歩みを俯瞰して、その隙間を見つけ、自分なりの方法で空白を埋めていく行為と言い換えることもできる。わかりやすいところでは、登山におけるバリエーション・ルートや、8000メートル峰を無酸素で登ることや、厳冬期にどこそこを横断するとか、はじめて大陸の最高峰に全部登るとか、そういうことだ。未踏の地がなければ、点と点を結んで誰もおこなっていないことをすればいい。そうした点と点を結ぶのが厳しい土地、アクセスの難しい場所、思いもよらないルールを形成するなら、なおさらその注目度は増していく。冒険の世界には、海でも山でも空でも、そういう志向が必ずどこかに存在している。白紙のキャンバスに絵を描くためには表現力が必要なように、地理的な空白がなくなった時代を生きる現代の冒険家たちは、そこに特別な自分なりの題材を見つけなくてはいけない。だからこそは冒険者はアーティストでもあるといえる。
筆者は近代の冒険は、その後者が重要なのだと述べているが、それはどのような意味か。
地理的な空白がなくなったとはどういうことか。
筆者が、冒険者はアーティストでもあると述べているのはなぜか。
世界の食糧供給の頭打ち、かつての日本と同じように、経済成長のために農業を衰退させ、一方では食生活の向上を図るアジアの動きなど、私たちが暮らしている輸入大国の基盤は意外に脆い。
私たちは、このへんで食料の危機管理烋制を考えておく必要があるのではないか。
危機管理とは、いったんことが起きた時に、生産から流通までをどうするか、前もって体制作りを考えておくことである。体制を制度にしておかないと、食糧確保のためのある程度強制力を持った政策を実施することなど不可能である。畑にはイモ類を優先的植えなければならない。個人的に嫌だという人もいても、国民が最小限の栄養をとるために協力してもらう必要がある。この点を制度化しておく方が良いのではないか、ということである。
平和な時には、この制度は眠らせておけばいい。いざという時に政府が発動するのである。普段は、政府はなるべく食料の生産や流通には介入すべきではない。それぞれの立場の人たちが、自由に活動できるような環境を整えておく役割だけでいい。しかし何かの時には食糧管理に責任を持つ仕組みに移行のである。多くの場合は、異常事態が過ぎ去るまでの一時的な措置になるだろう。
このへんで食料の危機管理体制を考えておく必要があるとあるが、なぜか。
体制を制度にしてとあるが、どうすることか。
政府が検討すべき⾷糧の危機管理体制について、筆者の考えに合うものはどれか。
日本の建築は焘命が短いが、子売れは木造自体の耐久性から決まるのではない。木造建築でも百年や二百年は持つ。千年以上持たせることも可能である。しかし、構造部材のメンテナンスが必要なので耐久性を考えると大材を用いたほうが良い。しかし、城郭や宮殿、館、寺院仏閣の類でないとなかなか大材を用いることができない。入手も難しいし加工にも手間暇がかかる。また、一般的に木造建築は火事や地震で失われることも少なくない。
日本人は白木の新しい建物を愛したが、時が経つと木の表面が黒ずんでくる。そこで、余裕がある者は、地震火災に遭った時は勿論、ある程度老朽化してくると建て直し、周囲はその建て主のことを「甲斐性がある」といって褒め称えた。しかし、建て直すと言っても、大まかにいえばもとと同じものが建つ。勿論少し大きくなったり小さくなったり間取りが変わったりするが見た目に大差がない。そこで、街並みや風景は長期にわたって維持される。しかも木材はリユース、リサイクルされた。
これは、日本独特更新の文化と呼んでも良い。この典型が伊勢神宮る。二十年ごと隣合うデ敷地に交互に建て直されるが、建てられるものは全く同じである。建物を更新するためには、木材が必要であり、樹木も植林によって更新される。若木のほうが二酸化炭素の吸収能力が優れているから、若木への更新は環境上も評価できる。同時に職人技術も更新される。更新は環境に優しく、人々に仕事を与え、ゆっくりとした変化をもたらす木の国の優れた文化である。
日本の建築は焘命が短いとあるが、なぜか。
これは何を指すか。
筆者は、⽊造建築が更新されることにはどのような利点があると考えているか。
問題10: 次の⽂章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを1・2・3・4から⼀つ選びなさい。
心は目に見えない。だから客観的に知ることはできない。ならば、心とか意識なんて面倒なことを考えるよりも、目で見える、定規で測れるものだけを考えることにしよう。そう考える人がいても不思議ではない。
行動主義心理学と呼ばれるこの流派では、サルやネズミなどにレバー押しなどの行動を訓練し、その行動から動物の心を探っていく。しかし動物に「まずはレバーを押してみてください」と頼むわけにはいかない。例えば、初めて実験室につれてこられたサルは、そもそもレバーにさえ気づかないからだ。
では、サルにどうやってレバーを押させるのか?ポイントは二つ。ひたすら待つ。そして少しずつ目標に近づける。
例えば、サルが少しでもチラッとレバーを見たとする。そこですかさずエサを与える。これを何度か繰り返すと、サルの注意が次第にレバーに向いてくる。ここでいったんエサやりを止める。するとサルは、うろつきまわったりキョロキョロしたり、色々なことを試し始める。ここが我慢のしどころ。試行錯誤の中、サルの手がレバーに伸びるのをじっと待つ。そして手が少しでも伸びれば、すかさずエサを与える。
こうして、適切なタイミングでエサをやりながらがふら、少しずつ目標の行動に近づけていくのである。
私はこのやり方を、大学院生の頃、助手の先生に教わった。それは教科書に書いてあるとおりのことだった。が、実際にやってみると、それは衝撃の体験だった。
エサやりのボタンを右手に持ち、白黒のモニターごしに、サルの行動をじっと見つめる。私はエサに念じていた。「振り向け、レバーに振り向け」。伝わらない思いを伝えたい。ふいにサルがレバーに近づく。と、すかさず「エサやり」というメッセージを送る。それは紛れもなくコミュニケーションであった。
この訓練をずっとやっていると、徐々にサルの気持ちがつかめてくる。そして、気持ちがつかめてくると、訓練は格段に早く進む。行動だけを見よといいながら、その実、うまく訓練するにはサルの心がつかめていなければならないのだ。心は行動からしかつかめない。しかしそれがつかめたとき、手の中にサルの心があるように思えてくる。そのとき私は、学問の本当に大事なことは、教科書には書いていないことを知ったのだった。
サルにレバー申しをさせる⽬的は何か。
この実験室の訓練で、⼈間はサルに対してどのように対応しているか。
そのときとは、どんなときか。
筆者がこの訓練をしてわかったことは何か。
問題11: 次の⽂章は、AとBの意⾒である。⼆つの⽂章を読んで、後の問に対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から⼀つ選び
なさい。
A:
テレビや新聞などで年々深刻化するゴミ問遁が取上げられている。例えば一般的な家庭ごみとして、生ゴミのほかにも食品容器などの過剰包装による廃棄物が多く見られるという報告がある。最近では指定されたゴミ袋を買ってゴミを捨てたり、客に買い物袋の持参を促したりする動きがあるが、ゴミの量に変化は見られない。
もし、自治体が家庭ごみ一個の収集につきoo円と有料化すればゴミは減るかもしれない。ゴミ自体の廃棄にもお金がかかるようになれば、誰もがゴミを出す前に考えるようになるだろう。そうなれば消費者は不必要な包装を断り、使用可能な物まで捨ててしまうことも減少するのではないだろうか。
B:
現代社会は数十年前と北較にならないほど便利な生活が可能になった。しかし、不要になった物を再利用することよりも便利さを優先してきた結果、家庭ごみは増え続ける一方だ。
家庭ごみを減量するとめ、現在、ゴミ袋を有料化し消費者が処理費用の一部を負担することになっている。しかし、それだけでは不十分であり、所定の場所でのごみの収集にかかる費用を消費者に負担させようという意見も出ているが、そうなればごみを所定以外の所に隠れて捨てるおそれも出てくる。このような問題を解決せずに安易にこれを実行に移すのには賛成しかねる。
物が生産され、消費者が購入し、不要なものは廃棄されゴミになるという循環を考えると、新しい製品を次々と作りだす生産者も、それに慣れ切ってしまった消費者も便利さに対する意識を変える必要があるのではないか。
AとBが共通して問題だと指摘していることは何か。
家庭ごみ収集の有料化についてAとBはどのように述べているか。
ゴミ問題についてAとBはどのように考えているか。
例えば、3年間ずっとノーミスでやってきた論田くんが、はじめてミスを出した。
3年前からずっとその仕事ぶりを観てきた上司と、異動していきなり論田くんのミスに出くわした上司と、論田くんへの印象は同じだろうか?
両者のミスの「情報占有率」がちがう。つまり、3年間のつきあいの中で、ミスが占める割合と、たった1回初めて論田くんと接した中で、ミスが占める割合と。
相手は、あなたが過去からずっと積み上げてきたすべての情報で、あなたを判断するのではない。結局は、そのとき相手が持っている情報だけで判断される。その中で、いい情報の占める割合が多ければ「いい人だ」となる。
あなたが「優しい人」で10年間怒ったことがなかったとしても、10年ぶりに怒ったとき、たまたま出くわした初対面の相手にとっては、それが100%だ。あなたを「恐い人」だと思う。
自分にふさわしい「メディアカ」を相手の中に刻むために、ちょっと「情報占有率」を意識してみるといい。
コミュニケーションでは、出会いからはじまって、相手から見たあなたの「メディアカ」が決まるまでの間が肝心だ。つまり、初めの方が慎重さがいる。ここで、かっこつけるのでもなく、でも、あなた以下にもならず、等身大のあなたの良さが伝わるのが理想だ。
いつも質の高い仕事をしているなら、はじめての仕事先に対し、決していつもの質を落としてはいけない。ふだん静かな人なら、初対面の相手にも、奇をてらったりせず、普段どおり静かにしていればいい。自分にうそのないふるまいをする、ということは、初対面の相手にこそ大切だ。
さて、ここで問題なのは、ふだんとても穏やかなあなたが、その日はたまたま嫌なことが重なり、攻撃的になっているという場合だ。自分にうそのないということで、相手にきついことを言ってしまったらどうだろう。あなたにとっては、年に1回の、「たまたま不機嫌な日」でも、相手にとっては、あなたに関する情報の100%になる。
初対面の相手、まだ付き合いの浅い相手には、すこし慎重になって考えてほしい。
何が、自分にうそのないふるまいか?自分の正直な姿を伝えるとはどういうことか?
日ごろ99%穏やかなあなたなら、1%の異常よりも、いつも穩やかさを伝えるほうが、結局は、正直な姿を伝えている。相手の中に、あなたの現像に近い「メディアカ」が形成されるからだ。初対面の相手にこそ、平常心であること、普段どおりにやることが大切だ。
筆者によれば、上司にとって論⽥くんのミスの[情報占有率」が上がるのはどのような場合か。
⾃分にうそのないふるまいとはどのようなものか。
筆者は、なぜ初対⾯の相⼿に慎重になったほうがいいと述べているのか。
⾃分に「メディアカ」について、筆者はどのようにするのがよいと述べているか。
問題12: 下のページを⾒て、下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から1つ選びなさい。
財団法人 日本留学生奨学財団
2011年度 外国人留学生奨学生募集要項
1.募集人員: 30名
2.奨学金の支給額、支給方法など
①支給額 大学院修士課程(博士前期課程)月額100000円
大学院博士課程(博士後期課程)月額120000円
②支給期間 在籍する大学院の正規の修学期間で、最長3年間
③支給方法 毎月一回決まった日に、受給者本人名義の銀行口座に直接振り込む
3.応募資格
①国籍、ビザについて
日本以外の国籍を有し、勉強または研究のための在留資格(例えば留学)で、日本に入国した者
②対象
日本国内の大学院で、理学、工学、農学の分野を専攻している者
2010年4月時点で、修士課程の1年次、博士課程の1年次か2年次に在籍している者、または修士課程の2年次で、2011年4月に博士課程進学を予定している者
2009年度の大学院での成績が2.8以上(満点3.0)で、心身ともに健康な者
2011年度に、それぞれの政府、日本政府、他の財団などの奨学金支給を受けない者
4.応募方法
①提出書類(指定のものは当財団ホームページからダウンロードして使用すること)
2011年度日本留学生奨学財団奨学生応募用紙(指定のもの)
在学証明書と2009年度の成績が分かる成績証明書
在籍大学院の指導教授からの推薦書
研究計画書(3000字以内)、書式は自由
②応募締め切り2010年7月31日必着
なお、申請者が直接応募するのではなく、必ず所属の大学院を通じて応募すること
5.選考方法: 応募書類、面接を総合的に判断して決定する
6.決定通知: 2010年9月10日までに所属の大学院を通じ、書面で通知する
7.問い合わせ先: 日本留学生奨学財団 http://www.ryugaku.or.jp/
日本の大学・大学院に在学している次の学生のう奨学金に応募できるのは誰か。
名前 |
国籍 |
2010年4月時点在籍年次 |
専攻成績 |
成績 |
2011年度他の奨学金の受予定の有無 |
ソムシリー |
タイ |
修士1年 |
電子工学 |
3.0 |
有 |
ワン |
中国 |
修士2年 |
農学 |
2.9 |
無 |
アフマド |
エジプト |
修士1年 |
法学 |
2.8 |
有 |
ジョン |
アメリカ |
学部4年 |
理学 |
3.0 |
無 |
キムさんは、2010年4⽉現在、⽇本の⼤学院の修⼠課程2年⽣で農学を専攻している。2011年度は博⼠課程に進学予定であ
る。キムさんが、この奨学⾦に応募する場合、応募時に必ずしなければならないのは、次のどれか。