Amalkan goi bunpou n2 8
問題1 ___の⾔葉の読み⽅として最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選び
なさい。
⾷器洗浄機は、使ってみると不便なところもある。
後輩の第⼀印象は神経質で頼りない感じだ。
途上国の⼥性が収⼊を得られるように、裁縫技術の研修を開始
した。
経済は、都市に集まってくる有能で意欲のある⼈々の努⼒で成
⻑してきたといえる。
楽をして稼ぐことを恥としない⽇本⼈が多くなってしまった。
問題2 ___の⾔葉を漢字で書くとき、最もよいものを1・2・3・4から⼀つ選
びなさい。
⼀部の⼈間がふせいに利益を得るような世の中であってはなら
ない。
妻とよく話し合ったうえで、離婚とどけを出した。
過去問題をぶんせきし、短期間で⼤学合格の⼒を⾝につけるつ
もりだ。
砂糖は畑からできるてんねんの調味料だ。
我が社は「環境にやさしい商品」の開発に⼒をそそいでいま
す。
問題3 ( )に⼊れるのに最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさ
い。
ファッション界の第⼀( )で活躍する。
あなたの国の住所ではなく、今住んでいる( )住所を
書いてください。
よく⼭に登るが、( )天候になったらすぐ引き返すこと
にしている。
この乗り物は安全( )での問題がある。
彼はだぶだぶで( )格好で服を着ている。
問題4 ( )に⼊れるのに最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさ
い。
先⽇、彼を両親に紹介しました。( )結婚式をあげる
つもりです。
50代という年齢の( )をものともせず、再就職が決ま
った。
仕事でも勉強でも我を忘れるほど夢中になることそのもの
に、喜びを( )。
世界の( )7カ国が集まって、国際会議が開かれた。
⼈のものを欲しがるなんて、( )まねはやめなさい。
まだたっぷり時間があると( )していたため、今レポ
ートの締め切りに追われて⼤変です。
つる性の植物で⽇陰を作って電気代を( )する。
問題5 ___の⾔葉に意味が最も近いものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさ
い。
彼は信頼するに⾜りる⼈物だ。
祭りに集まる観光客は、ざっと⼗万⼈だろう。
その⾏動は法律に触れる。
お寺のふすまの絵は架空の動物だ。
⼤学ごとに、その学校のカラーというものがある。
問題6 次の⾔葉の使い⽅として最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさ
い。
警告
つながり
余計
世間
交代
問題7 次の⽂の( )に⼊れるのに最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ
選びなさい。
家族全員が集まって、まるで正⽉が( )のようだ。
A「おさしみの切り⽅を教えて。」
B「まず、ほうちょうの持ち⽅から( )間違っている
よ。」
いくら北海道でも8⽉に雪が降るなんて、( )。
リンさんは教授に厳しく指導され、( )になってい
た。
結婚したら法律( )男⼥どちらの姓になってもよいが、
95%が男性の姓になっている。
A「社⻑、⼭本さまと( )が⾒えましたが。」
B「こちらにお通ししてくれ。」
よく問題を読まなかったせいで、答えを( )。
熱が⾼いのに無理をして学校に( )、休んだほうがい
いよ。
いくら⽣活に困っているからと⾔って、まじめな彼が盗み
( )。
歌⼿になることを両親に反対されて⼤学に進学したが、夢を
( )いる。
税⾦を⾃分のために使った市⻑は、市⺠の⼒によって
( )。
問題8 次の⽂の_★_に⼊れる最もよいものを、1・2・3・4から⼀つ選びなさ
い。
新しい社員が ★ 規則を教えてやら
なければいけない。
この暑さに ★ 倒れる⼈が出た。
⽬ の 前 に 熊 が い た が、 後 ろ は ⾕ で ★ なく、あわてて⽊に登った。
この作⽂の漢字は ★ 正しい漢字で
書けている。
現代は⼤学を出た ★ 就職できない
時代だ。
問題9 次の⽂章を読んで(50)から(54)の中に⼊る最もよいものを、1・
2・3・4から⼀つ選びなさい。
どの時代にも、かならず流行語(50)。
たとえば「サボる」などということばは、もうすっかり普通になってしまったが、あれはもともと「サボタージュ(注1)からきている。
それから、「セコい」ということば、あれはもともとは「セコンドハンド(注2)」という外来語から出たことばである、その略語(注3)である「セコハン」を経由(注4)して、「セコハン」は、多くの場合「(51-a)古物」という意味だから、「あいつが着ているものは、どうもセコイ」というのはよっぽど古いもの、(51-b)ものを着ているという意味になったそこから「けちんぼう」という意味が派生(注5)してきて、「お前、セコイこと言うなよ」みたいに使われるようになったのである。
このように、ことばとしてどんどんと市民権を獲得してしまったことばもあるのである。今「サボる」「セコい」と聞いても、それが、(52)だと思う人などほとんどいないかもしれない。
いまでは、ひらがなで「さぼる」「せこい」と書くようにさえなったから、もはや日本語(53)。けれども、日本語の語彙として定着するまでにはやはり時間がが必要である。さぼる、せこい、などでもおそらく出現してから五十年以上は経っているように想像される。
したがって、まだ定着しないうちの、生な流行語のようなものはやはり、(54)のが上品な話し方だと言えるのである。
(林望『日本語は死にかかっている』NTT出版)
(注1)サボタージュ=sabotage
(注2)セコンドハンド=second hand
(注3)略語=短くした語
(注4)経由=ある地点を通ること
(注5)派生=もとになるものから分かれて生まれること
(50)
(51)
(52)
(53)
(54)